>>662
 こういう理由があって、このお話の中では、「ロボットしかない!」というような結論に行きつきました。

 この映画の中で、“イェーガー”というロボットは、右腕に仕込んだ“プラズマ砲”というのを、
本当に怪獣の身体のギリギリの位置でぶっ放せる、そういうスーパー兵器として作られているんです。

 「なぜ、至近距離でなければいけないのか?」については、後で説明します。
・・・
 この怪獣と戦うロボットのイェーガーも、さっき言った通り、イメージ元がもう“巨人”なんですよ。
だから、当初はメチャクチャデカくデザインされてました。

 最初、デル・トロ監督は「エンパイアステートビルよりデカい」と言ってたんですよね。
つまり、身長450mくらい。ロボットも怪獣も、それくらい巨大で、人間なんてとても敵わない神話的な存在として描き、
そういうのが殴り合って戦う映画というのを、やりたかったと。

 でも、「それは流石に無茶だ」と言われて、何度もデザインが直されて、
今現在の100mを切るくらいというサイズに、怪獣もロボットも収まってきたんですね。
**************************************
この記事は『岡田斗司夫ニコ生ゼミ』5月13日(#230)から一部抜粋してお届けしました。

【ブロマガ版】
企画編集:のぞき見のミホコ(FREEex)
     ヤムアキ
     起こしのヤスタカ(FREEex)
     歴史のカオリ(FREEex)
     マグネシウムのタツヤ(FREEex)

【まぐまぐ版】
企画編集:のぞき見のミホコ(FREEexメンバー)
ライター:ヤムアキ(FREEexメンバー)

岡田斗司夫
and
Special Thanks To読者のあなた