大阪・震度6弱 M6.1、女児ら3人死亡 60人負傷、火災20件

18日午前7時58分ごろ、大阪府を中心に強い地震が発生し、大阪市北区、大阪府高槻、枚方、茨木、箕面の各市で震度6弱を観測した。
気象庁によると、震源地は大阪府北部で震源の深さは約13キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・1と推定される。
大阪府警などによると、大阪府高槻市で小学4年の女児(9)が壁の下敷きになって死亡したほか、府内で高齢男性2人が死亡。
毎日新聞の午前11時半現在のまとめでは大阪、京都、兵庫、滋賀、三重の5府県で計60人の負傷が確認された。
津波は起きなかった。

大阪府や府警などによると、高槻市立寿栄(じゅえい)小学校で学校のプール付近の壁が倒れ、4年の女児が下敷きとなって死亡。
大阪市東淀川区で男性(80)が壁の下敷きに、茨木市の男性(85)は本棚の下敷きになっていずれも死亡が確認された。

また、総務省消防庁の午前10時半現在のまとめによると、大阪、高槻、吹田、箕面、兵庫県尼崎の各市で計20件の火災が発生した。

https://mainichi.jp/articles/20180618/ddf/001/040/004000c