「東京都プロジェクションマッピング事業」は電通ライブが受託−グループの電通は都の入札指名停止の中で

 大阪府では、五輪不正疑惑の中で「電通」が入札指名停止されている中で、「電通ライブ」が阪神オリックス優勝記念パレードを担当していたことが今年1月に明らかになりました。これは「抜け道利用」とされ、議論を呼びました。ただし、「電通ライブ」は大阪府からの入札指名停止を受けていないため、法的な問題はありません。しかし、吉村府知事が記者会見で「実行委員会が決定した」とのみ繰り返し述べたことで、そもそも隠す必要が無い「電通ライブ」の関与を隠匿していたかのような印象を与えました。この事実は、府のサイトでパレードの受託事業者が公表されない中で、阪神ファンが行政文書公開請求を行ったことから明らかになりました。