北京五輪 暑さ対策で開幕を2週間先送り
http://j.people.com.cn/2003/06/30/jp20030630_30235.html
国際オリンピック委員会(IOC)は29日、プラハで理事会を開き、2008年北京五輪の開催日程を当初の予定
より2週間先送りし、8月8日から24日までとすることを決定した。

開催地からの日程提出後、IOCは各国の国際スポーツ組織との協議を経て7月末から8月にかけての日程を
いったんは決定。しかし、北京五輪組織委員会との協議で、この時期の北京の気温が高く、最適の時期では
ないとの問題が指摘され、検討の結果、2週間の先送りを決定した。

http://www.1242.com/lf/articles/115241/?cat=life&;pg=cozy
飯田)アジアでの夏季オリンピックは2008年の北京オリンピックを思い出しますが、当時は暑さ対策、何かありましたか?
富坂)単純に比較すると、北京の方が気温が高いときはあります。しかし、乾燥しているので過ごしやすさが日本と全然違うのですよ。
飯田)やはり大陸はカラッとしていますか。
富坂)少し日陰にはいると全然ラクです。だから、身体に対する負担が違う気がしますね。
飯田)確かに、あのときはあまり暑さについて報道されていなかったですね。
富坂)むしろ、PM2.5などの大気汚染についてでしたね。無理矢理、何千の工場を止めて、人工的に青空を作り出しました。
飯田)オリンピック・ブルーという言葉がありましたよね。
富坂)降雨弾を使って雨を降らせたり。特殊な雲を雨に落とす薬品を空にばらまいて、ずっと青空を作り出していましたね。

https://www.news-postseven.com/archives/20180802_730423.html
「危険なのは選手よりもむしろ観客やボランティア」と話す。

「競技の開催場所は屋外競技場が圧倒的に多い。観客は会場に入るため炎天下で列を作って待ち、屋根の
ない競技場で2〜3時間観戦する。マラソンでも、沿道で場所取りのために数時間前から待ったうえで観戦する。

過去のデータから東京五輪での気温を予測すると36度前後と推測されます。そんな中で3〜4時間も立ちっ
ぱなしだと、熱中症を発症するリスクは非常に高い」(星教授)

暑いといわれた2008年の北京五輪でも最高気温は30度前後だった。36度が想定される東京五輪は史上最も
過酷な大会になりうる。