>>695
それはわからない
IOCの中ではすでに故人になっていようが嘉納先生の存在は消えてはいない
そもそも東京オリンピック開催が決定した時、実は柔道は実施される予定はなく東京オリンピックが
開催される四年前に柔道も実施される&日本武道館建設決定されるという慌ただしさ
IOCの中に嘉納先生がまだ生きていてそれで実施にこぎ着けたと俺は見ている
もちろん当時の関係者の尽力があったのは言うまでも無いが
もし東京オリンピック柔道で日本が無差別含めた全階級制覇したとしても世界の、特にヨーロッパでの柔道熱はさめる事は無い
むしろあのまま柔道が東京開催だけに終わるとは思えない
いずれにせよ東京オリンピックの四年後のメキシコオリンピックでは柔道は実施されてはいないがこれは仕方ない話
だがさらに四年後のミュンヘンでは柔道は復活しているがこれはドイツでも柔道熱が上がっていた証拠である
もしヘーシンクが負けていたとしてもたかがそれだけの事でオリンピックの柔道が終わっていたとはとても思えない
実際問題、レスリングよりもダイナミックでおもしろくそれでいて礼儀正しく教育にもいい柔道はまさにオリンピック競技にふさわしいのは
その後の歴史を見て明らかである
むしろヘーシンクはカラー柔道着を推奨し合理的なスポーツにした人物としても知られる
はっきり言えば柔道の足を引っ張ったとね
ま柔道のカラー化はいずれにせよ避けられない
IOCは各競技に対して見栄えを良くしたりしてわかりやすくしないとオリンピック競技から外すよと警告していたためカラーに踏み切ったと言えるが
そういう意味ではヘーシンクは現役時代や偉いさんになって以降も世界の柔道に対して大きな貢献をしていたのは間違いない
それでもヘーシンクがいなかったらここまで国際的なスポーツに発展していたかったとは必ずしも言えない