今年6月、韓国化粧品メーカー「アモーレパシフィック」の徐慶培(ソ・ギョンベ)会長が
スイス・ローザンヌのIOC本部を訪ねたことがある。苦労してやっとバッハ委員長に会い、
IOC委員になりたいという意中を明らかにしたが、残念なことに拒絶された。
IOCが、五輪はもちろん国際スポーツ界に寄与したことがない化粧品メーカーの会長を
IOC委員に選ぶわけがなかった。正しい未来党の李銅燮(イ・ドンソプ)議員は
「青瓦台(チョンワデ、大統領府)の実力者が国内スポーツ界はもちろん国際スポーツ
分野にも専門性のない人物をIOC委員に推薦して恥だけをさらした。
徐会長をIOC委員に推薦すると一部のIOC委員は非常に当惑していた」と話した。