これは難しい問題だね。
ほんの6年前までは女子強化チームの指導者が選手の髪を鷲掴みにして
「お前なんて柔道やってなかったらただのブタだ」と言って小突いてたとか
「叩かれないと動けないなら家畜と一緒だ」「消えろ」「能なし」「ブス」とか日常茶飯事で
稽古中の「死ね」は挨拶がわりだったとかいうしね。
ナショナルチームがそうなんだから日本各地でそんな指導がなされてきたんだよね。
それはもちろん悪いことなんだけど、それまで何十年もずっと
そんな感じで指導するのが当たり前だった世界に
突然「これからそれやったらいけません」って言われたら
指導者としては選手をどう鍛えていいかわからなくなるよな。
しかも指導方法変えて成績が悪くなったりしたらなおさら。
女子柔道チームも五輪では金1個にとどまってしまった。
一方、厳しい指導で有名な高校柔道部なんかはずっと結果を出している。