《2018年〜2020年 新ルールの概要》
◎男子の(本戦の)試合時間は4分間とする。
◎「有効」を廃止して、「技有り」と「一本」だけにする。
(※2017年改正では「合わせ技一本」がなくなったが、2018年改正では復活した。)
◎抑え込みについては、10秒間で「技有り」とする。
◎裏固めは認められるが、相手の上半身をまったく覆わない抑え込みは無効とする。
◎絞め技において、相手の脚を過度に引き伸ばした場合、「待て」とする。
(※いわゆる「弓矢絞め」の場合に限定した規制なのかどうかは、現時点では不明。)
◎「指導」は累積3で反則負けとする。
◎脚取りの罰則は「指導」とする。
(※2017年改正では、脚取り1回目は「指導」で2回目は「反則負け」だった。)
◎相手の技を受ける際に故意にブリッジをした場合、「一本負け」とする。
(※2017年改正では、「反則負け」だった。)
◎本戦4分間は技によるポイント差のみで決着し、その差がない場合はGSへ突入する。
GSでは先に技によるポイントを奪うか、相手が「指導」累積3になった場合に勝ちとなる。
(※2017年改正では、本戦での「指導」の数に差がある場合は、GSにおいてその差に
変化が生じたときに決着が図られていた。)
◎両者反則負けの規定が明示された。同時に「指導」累積3による「両者反則負け」
の場合、両選手とも以降の試合に出場できない。