0494クーベルタン男爵さん
2017/06/04(日) 15:04:14.12親『勉強しなさい!勉強しなさい!』
これは子供がやる気をなくす魔法の言葉である。
誰もが覚えがあることだろう。
人がやる気を持つ動機や切っ掛けを提供するのが、教育の重要な役割のひとつである。
当人自らが能動的・自発的に行動する様になることが望ましい。
ここでは、私の体験を踏まえた話をする。
自分が中学に入学した時、部活動の選択でとても迷っていた。
幸いにも仮入部というものが存在し、最終的に部活動をひとつに決めるまでの猶予期間があった。
とは言え、それは一週間から最長でもせいぜい1ヶ月程度の期間しか設けられていなかった。
だが、当時の自分はこれに愕然とした。
自分は、体育会系&文科系部活動の最低でも1つずつは選択する予定だったからだ!
それどころか、自分は小学生の時から先ずは仮入部を活用し、中学校に存在する全ての部活動を体験した後、【自由に部活動のレイアウトを組むのが至極当たり前の考え】だったからだ!
ところが、この思想は中学校=日本では受け入れられなかった。
自分は極めて不本意ながら、やむを得ず、1つの部活動に籍を置いた。
だが正直、部活動には全くやる気が起きなかった。
少年時代の苦い記憶である。
麻雀の役で言えば、中学生当時の自分が本能的に狙っていた役は【國士無双】だった。
と言うより、自分が生まれ付き持った星が【國士無双】だったのである。
当時の中学=日本でこれが認められていれば、自分は多くの部活動で頭角を現す揺るがぬ自信があった。