今回のソチで、改めてモスクワ五輪のボイコットは正しい選択だったことが判った。
いくら首脳が開会式に欠席しても、選手が出る限り大きな影響はない。そのことが
今回のソチ五輪でもろに証明された。五輪を失敗させるには、選手団のボイコット
以外の選択肢がないことが証明された。

日本がモスクワ五輪に出なかったのは当然である。日本はソ連の侵略の脅威に
常時晒され続け、そのソ連が隣国アフガニスタンに侵攻した以上、その侵略は
断じて認められざるべきで、五輪のボイコットでソ連の面目を潰したことは、まさに
正鵠を得た対応だった。アメリカ、日本、西ドイツ、韓国、中国の取った対応は
理にかなったものだった。逆に、イギリス、フランス、オランダは自由主義陣営として
あらざる背反行為をおこなった、唾棄すべき輩だ。