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大垣東高校生?

2008(平成20)年の北京五輪ソフトボールで金メダルを獲得した
藤本索子(ふじもと・もとこ)さん(29)が、
この春から保健体育の常勤講師として大垣東高校(大垣市美和町)の教壇に立つ。
8日の新任式では生徒の前に緊張気味に立ち、教員としての第一歩を踏み出した。

福岡県出身の藤本さんは日体大を卒業後、日本リーグ1部のレオパレス21で活躍。
北京五輪では全試合、指名選手(DP)などでフル出場し、決勝の米国戦では追加点を奪う殊勲打を放った。

2年後のぎふ清流国体に向けた強化策で2月に結成された「大垣ミナモソフトボールクラブ」に
選手として加入した藤本さん。12日から週17時間の授業を行い、夕方からは同クラブの練習に励む。

新任式で、ほかの着任教諭らと壇上に立ち、生徒と対面。「金メダリストです」と紹介されると、
生徒からざわめきが起きた。

式後、「教師としての実感がわいてきた」と笑顔を見せた藤本さん。
担任や副担任でクラスは受け持たないが、「生徒にとって授業は一度きり。
失敗は許されないという厳しい気持ちで臨む。機会があれば世界で戦った経験も話したい」と決意。
「国体で優勝し、教師としても両立できてこそ岐阜に来た意味がある」などと意欲を語った。

県教育委員会によると現在、県内高校教員で五輪出場経験があるのは、重量挙げの小栗和成さん(土岐商業)ら
ほかに3人いるが、金メダリストは藤本さんだけという。

ttp://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100409/201004091000_10403.shtml