■大学別採用数を基に入社難易度を算出
 特に就職に対する意識が高い難関大生の応募が多い有名企業は、コロナ禍でも順調に採用活動が進んだようだ。では、コロナ禍の影響が限定的だった有名企業は、どのような難易度の大学から入社しているのだろうか。大学の難易度をもとに入社難易度を算出しランキングした、「入社が難しい有名企業ランキング」から見ていこう。

 入社難易度は駿台予備学校の協力を得て、模試の難易度を使い、大学通信が各大学に有名企業424社への就職者数をアンケート調査している結果とあわせ算出した。424社は日経平均株価指数の採用銘柄や会社規模、知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に選定している。

 算出方法は次の通り。まず、今年の各大学・学部の難易度を、医学部と歯学部を除いて平均した値を各大学の難易度とする。平均難易度は、高い順に東京大学(70.0)、国際教養大学(68.0)、京都大学(66.3)、国際基督教大学(65.0)、早稲田大学(64.8)、慶応義塾大学(64.6)――となる。平均難易度が60を超えるのは、国公立大は旧帝大とそれに次ぐ準難関大以上、私立大は早慶上智、国際基督教大、明治大学、同志社大学で、国公私立あわせて23大学。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b12cd0b3d86e605a5b44d99170c5976383b09dc