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名門中高「授業についていけない子供たち」に退場勧告 開成・麻布・筑駒・栄光・早実・灘 ほか 知らないで入れるとひどい目に

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/22321

15歳で「肩たたき」

 秋、10月。中学受験を目指す家庭では、文化祭や運動会を見学に行き、志望校への思いを新たにする季節だろう。あこがれの名門中高一貫校。
そこに入れ ば、早稲田、慶應クラスへの進学はもちろん、成績上位をキープできれば東大合格もぐっと身近になり、一流企業や公務員への道も拓ける。
受験まであと3ヵ月あまり。わが子よ、頑張れ。もう少しの辛抱だ---。
 だが、現実は甘くない。名門校の門をくぐった瞬間から、生き残りの競争は始まっている。名門校合格=幸せが約束されているわけではないのである。
どの名門校にも少なからずドロップアウトする生徒はいる。そして多くの場合、中学から高校に上がる段階で、「退場勧告」が行われている。
灘、麻布、桜蔭といった中高一貫の名門校に取材をしたところ 、ほとんどの学校が、数は多くないが、高校に進めない生徒はいると回答した。

神奈川県トップの進学校、栄光学園の教務部長は、「昔ほど厳しくはないですが」と 断りつつも、こう答える。

「学校になじめない生徒については、中学3年の2学期までに、このままでは高校に進むと大変ですよ、他校へ進むことも考えてはいかがですか、という話をします。 昨年は1名いました(栄光学園は一学年180人)。
また、高校に上がってから転校というケースもあります。本校は高校に上がると授業の進度が速くなるので、どう しても追いつけなくなる子もいるんです。そんなときは、『このままでは厳しい』という話をします」