15日午後4時10分ごろ、八千代市の牛丼チェーン店「吉野家 八千代台西口店」で「バナナを持ったチンパンジー男が厨房に入ってきた」と110番通報があった。

チンパンジー男はバナナを持って1人で厨房に立てこもったが、同5時半ごろ、八千代署員らが身柄を確保、建造物侵入とわいせつ物陳列罪の疑いで現行犯逮捕した。当時、店員が複数いたが、避難しけがはなかった。

 同署によると、チンパンジー男は40代〜50代とみられる。同署員ら約15人がカウンター越しに説得を続けていた。

 チンパンジー男は署での取り調べに「千葉大に落ちて千葉大が憎かった。ネットでもバカにされてむしゃくしゃしていた」と意味不明な供述をしているという。

警察は精神鑑定を行い犯行当時の刑事責任能力を調べるとしています。