最終学歴がMARCHでもよいと考える層が付属校に行くべきです。
結局、大部分が内部進学するので、結局、MARCHでは納得できない層が苦労して外部に出ているだけでしょう。すなわち、彼らは付属校のメリットを享受できていないという結論となります。
繰り返しますが、明大明治は、あの難易度でありながら、ほとんどが内部進学します。
明治大学は、日比谷高校からだと現役で58名が合格して進学者1名、学芸大学附属校からは、38名が合格して進学者0名です。
優秀層であれば、保険としての価値が明大に感じられるか、甚だ疑問ですよね。
これを「おいしい」と思えるのは、やはり、元々MARCHレベルの子なのだと思いますよ。そして、そういう子は、何の抵抗も無く内部進学します。
個人的には、トップ校は偏差値70近辺、その下に来るのは中堅上位という認識です。
公立トップ校は、上位層の厚みに差はありますが、ボーダー偏差値が明大明治と同レベルです。それなのに、公立トップ校からは、明治にほとんど進学していません。日比谷は58人合格して進学者1名、国立ではありますが、附高も38人合格して進学者0です。
やはり、MARCHは中堅校からの進学者がメインだと考えます。
中堅校の定義は人によって異なるという事で。
でも、MARCH進学者の多い高校の偏差値は、附属高よりも低いのは間違いありません。
MARCH付属に入り、MARCHを保険としながら一流大学を狙うという発想に違和感を覚えるだけです。
MARCHに相応しい学力の子がMARCH付属に入るのは、ごく自然なことです。
そして、MARCHいずれかの大学を卒業し、その後、後悔無く人生を送れるのであれば、何の問題も無いと思います。
ただ、中学受験の時点で一流大学に行けるかもしれないと思うなら、進学校に進むべきだと言っているのです。一生、「あの時、ああしていれば」と思うよりもはるかに良いでしょう。
大多数が内部進学する付属校は、周囲の雰囲気、環境や授業内容が、外部受験に向いていないと言っているのです。極端な話でも何でもなく、公立中学に入り塾通いした方が、一流大学に入れる可能性は高いと思いますよ。
立命館付属から難関大学へ進む子は、一体、学年の何%ですか?
あと、MARCH付属の高校受験はアリだと思います。本人の学力のポテンシャルが見えて来ているでしょうからね。