>>154
公立高校の再編に合わせて、男女共学の推進も行われる。
いち早く対象に挙げられながら、地元の反対があって先送りになっていた沼高・沼女の統合は確定的だろう。
渋高・渋女、館高・館女も近年では5クラスずつの定員を維持するのが難しくなってきたので統合による共学化が考えられる。

あとに残るのは前高・前女、高高・高女、太高・太女の6校である。
この6校については現状7クラスずつ(太女は6クラス)なので、統合のリストに上がることはないだろう。
それでも男女共学が時代の要請であるとするなら、個々の別学校による共学化が考えられる。
所在地の名称をそのまま校名にしている男子校は現状の校名、校章、校歌を維持したまま女生徒の入学を認めればよい。
それまで女子校に入らざるをえなかった上位層を取り込めることで、入学難易度も進学実績も上昇するだろう。
一方の女子校は男子を受け入れる以上は校名の変更は必然であり、校章や校歌についても変更を余儀なくされる。
女子の上位層は旧男子校にとられてしまう。
旧男子校に入れなかった男子を取り込めればよいのだが、それもままならないと地域3番手に落ち込む可能性さえある。

宮城県では旧宮城第二女子を中高一貫校に改編して成功した仙台二華のような例もある。
県教委や女子校OGたちはどう対処するだろうか?