>>394
的を射た分析ですね

広島大附:平均偏差値67.36、東大ボーダー20位付近、京大ボーダー40位付近、東北大ボーダー90〜95位付近。
広島大附福山とともに広島大付属の国立中高一貫共学校。広島県で3位の進学校。
広島県では長らく学校間格差解消を目的とした、学区内の複数の公立高校に
生徒を平均的に振り分ける総合選抜制度を採っていたため、それを嫌った優秀層が
広島学院、広島大附、修道といった進学校に集中していたが、1998年に
単独選抜制へ移行し、その後公立高校の学区拡大によって基町、広島といった
公立進学校が台頭してきたあおりを食って、やや地盤沈下した。なお、総合選抜制度は
かつて広島県以外にも、山梨県、京都府、兵庫県、岡山県、徳島県、大分県、
長崎県、宮崎県にもあったが、付近の私立・国立進学校への優秀層の集中を招き、
学校選択の自由度が阻害される、生徒の学力に合った学習指導が難しくなるなどの
理由から、現在ではすべてなくなっている。こうした流れの中、県内トップ校の
広島学院は安泰だが、この高校や修道は優秀層が集まりにくくなって実績が低下した。
特に修道の低下はひどく、かつては校内の真ん中付近から九大や神戸大に合格できるか
どうかという水準だったが、近年は基町や広島に並ばれ、校内の真ん中付近では広島大に
下位で合格できるくらいの水準となった。この高校の標準入学先は広島大上位学部となる。
地域は異なるが、筑波大や横国大などもふさわしい。校内の真ん中付近では神戸大にわずかに
届かず、九大にギリギリで合格できるかどうか(神戸大は大学として九大に及ぶと言えるか
微妙だが、上下差が小さく、難易は九大よりやや高い)、広島大なら上位で合格できそうである。