人権無視の公立小中学校
少年院どころかもはや刑務所

千葉県は東の千葉、西の愛知と呼ばれる管理教育の雄として有名。特に松戸市、柏市などの東葛地域北部で校則が厳しく、野田市、流山市、我孫子市などでは全ての中学校で丸刈りを強制する校則があった。
体罰もしばしば問題になった。我孫子市のある中学校の生徒3人が、柏市内の喫茶店に置かれていた落書き帳に体育教師の悪口を書き込んだところ、同校の生徒が当該教師に密告し、書き込んだ3人は放課後に当該教師(「俺は裁判官であり、警察官であり、教師だ」と発言)から激しい体罰を受けた。また、柏市内のある中学校では「第2会議室」と称する部屋でしばしば体罰が行われ、生徒の間で「リンチ室」と呼ばれていた。
東葛地域北部の中学校では現在も、登下校時を除いて(体育以外の座学授業時も)スクールジャージを着用する。夏季(6〜9月)は座学授業や清掃時には半袖の体操シャツとトレパンを着用する(ブルマーの廃止後は、体操シャツに短パンまたはハーフパンツで過ごす生徒も多い)。
柏市内の一部の小学校ではかつて、体育以外の座学授業時も体操シャツに短パン、ブルマーを着用させた。
学校給食の指導も厳しく、「三角食べ」強制の発祥の地とされる。1990年代初め頃まで、柏市の中学校では体育祭の入場行進の際、来賓席に向かってのナチス式敬礼を生徒に強制していた。