最新・国公立私立医学部「驚異の偏差値」…ランキングで見る
12/18(金) 11:01配信
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Q.医学部の入試はどれくらい難しいの?

A.全国からトップクラスの受験生が集まる医学部入試は、偏差値だけでは合否が決まらない厳しい戦いです。他学部に比べて倍率も高く、定員減少も予定され、今後ますます狭き門になると考えられます。
最も多くの受験生が受験する記述模試のB判定偏差値を見ると、国公立大・私立大ともに低い大学でも70以上(上位2%以内)となっています。その上、倍率も他学部と比較すると高く、入試問題も大学ごとに出題傾向が異なるため、模試でA判定を取っても、受験大学への対策をしっかり行わないと合格できません。

Q.医学部の入試問題は他学部と何が違うの?

A.医学部の出題傾向は大学によって千差万別。国公立大でも医学部独自の出題が多いのが特徴です。まずは受験のための基礎を固め、志望大学の出題傾向を検討して対策を練ることが必要です。
医学部独自の出題をしている大学では、英語の長文読解に医療系の問題が出題されるなど、学科試験の内容にも医学部ならではの特徴がみられます。また、理系科目も、他学部への出題より難度を上げている大学が多くなっています。特に私立大の場合は大学によって出題傾向が大きく異なるため、過去問などを利用して早めに志望大学の出題傾向を知る必要があります。

医学部医学科受験者用に作成される独自問題のため、扱われているテーマが医療系に偏っています。実際の患者と医師・看護師が登場する、ドキュメンタリー文章が多いのが特徴です。医療用語の英単語の知識やバックボーンとなる医学知識の有無で、読解スピードに差が出る出題となっています。
分量が非常に多く、受験生にはあまりなじみのない文章からも出題されます。日頃から1000字程度の長文読解をこなして長さに慣れ、過去問を通して時間配分を検討し、解答する大問の適切な順番を自分でつかみ取っていく必要があります。

「医学科独自問題」「他学部と一部共通」の場合、出題に医学部ならではの特徴がよくみられます。