朝日新聞EDUAオンライン版 2020.9.24記事


駿台予備校

医学部は今回の模試では増えていますが、難関大志向の受験生がより多く受けているので、秋の模試では下がるでしょう。医学部の志願者が減っているのは、人気が落ちているのではなく、18歳人口が減り、一方で医学部の定員を増やしているためで、現役生の志願率は下がっていません。

医学部を目指す層は、比較的早い時期から志望を決めています。受験勉強を頑張ってきたのに、そうそう安易に方向転換はできないでしょう。コロナの影響が出てくるとすれば、2〜3年先だと思います。

都市部では医学部からICT系にシフトするとか選択肢がありますが、地方ではいい就職先が限られるので、医療系の人気は根強い。看護は共通テストだけで入れる大学があるので、第2日程で受ける人が出てくる可能性があります。

代々木ゼミナール

医療系は復活するのではないかと思います。一部で医療崩壊や医療従事者への中傷がありましたが、医療系を目指す人は生半可なことでは行けないと覚悟しているはずです。