戦後の日本の民主化、一億総中流化というくらい貧富の格差の無い社会の実現に
6・3・3・4制は大いに貢献したのは定説。
しかも国立大学の授業料が低額に抑えられていて、進学高も公立高校が中心的役割を果たしてきた。
官僚を多く輩出する東大京大の経済学部で教えられていたのはマル経だった。
彼らの主導した経済政策は、累進課税がきつく所得再分配で平等化が担保された。
金融機関の護送船団方式や企業集団内の系列取引、企業内労働組合、終身雇用制年功序列制などが
相俟って、日本は資本主義陣営に属しながら世界で最も成功した社会主義国家などとも言われていた。
そして1980年代には「Japan as bP」と評された。
途端、アメリカは日本たたきを始めた。都合が悪くなると自分が他所の場所で作った理想を壊しだしたんだ。