>>302

何が言いたいかというと・・・
あなたの発言は一見正しいようだが、ひとつの大きな盲点を孕んでいる。
「学力最上位層が大抵中学受験している」のではなく
「中学受験を志した層が受験のための学力を伸ばしている」
というのが現実であって、個々人のポテンシャルについては、
まったく別次元の問題であるということだ。

また、東大寺学園関係者の子女たち、男子は東大寺に進むケースが多いが、
女子は公立中学から奈良高に進むケースがとても多いと聞く。
(あいにく数値データは持ち合わせていないので、悪しからず)
たとえ学力最上位層であっても、自分いとって魅力的な学校がなければ、
中受などしないという証左でもある。

京都公立の大復活、洛南の凋落を眺めていて思うのは、
トレンドが大きく逆回転し始めた地域が登場し
この流れに拍車がかかる可能性があるということ。

個々人の多様な価値観を受け止める学校運営ができなければ、
高い進学実績を上げても、いずれは水泡に帰すように感じる。
そういう意味において、東大寺学園・奈良高とも、よい学校だと思う。