>>324
渋幕は設立当時から国際的人材育成の必要性を主張していて
当時国内では貧弱だった「優秀な」帰国生の受け皿を整備した

その優秀生の志望進路に向けてのサポートが充実しているから、
優秀な帰国生は継続的に渋幕を選び続けている
いまも渋幕の帰国生比率は10%弱とのこと
その帰国生が有名大・難関大・海外大の実績を作り、
その実績をみて、通学圏内の中高生が注目するようになった
こうして、優秀者の確保ルーチンが出来上がった

一方で鴎州はもともと塾で優秀者を抱えていて
その塾内優秀者を少しずつでもAICJに通うように誘導していった

もちろん、優秀生を誘導していくためには
その優秀者を誘導できるだけの学校の魅力(誘引力)も必要で、
渋幕と同様の国際的人材育成を掲げた(渋幕を意識したかどうかは不明ですが)

その育成ツールとしてAICJが目を付けた国際バカロレア
国内でも相当に早い時期に導入したということもあったのと
海外設立校(AICNZ)との連携でIB校としてのノウハウを持つようになった
その結果、おそらくですが国内一条校ではIBスコアトップの高校になった

渋幕が今更IB校をチョイスしないのは、その学校の文化として
生徒が勝手に大学の調査をして、勝手にTOEFL受けて、勝手に大学に行く
学校はそのサポートをするというだけということだからと思います
IB教育は、勉強の強制力がかなり強いという側面を持っているので
「渋幕的自由」の文化に対して逆風の教育システムとも思います

どのみち、一目おく実績を作り上げていくには、どうやって優秀者を確保するかでしょうね
通学圏域人口規模の違いから、優秀生確保にも限界があるでしょうから
渋幕には到底おいつけないでしょうけど