これだけは幾ら強調しても足らないくらいなんだが

使っている教科書は公立も含めて「同じ」だ。
進学校は「進度」要するに、進むのが早いだけなんだぞ。
早い進度に振り落とされないような人材を入試で選抜しておるだけなんやぞ。
人間によって何事も丁寧にゆっくりと学んで行きたいタイプの人いると思う。
公立では全員を何とかして掬い上げたいという配慮からああなっておるのです。
中高と都合6年間で終える予定の教科書を
私立は4年半から5年程度で終えようという訳なのだ。
時に数3や物理で全て終えられないまま大学受験に突入する学校もあると聞き及びます。それはそれで問題なんでしょうが。
何よりも「赤点を回避してなんとかパスした」という状態では
幾ら進度が早くても本末転倒です。ここの方が問題なんだ。
基礎部分をおろそかにしたままで大学や専門学校にうっかり合格して進んでも
却って本人にとっては有害であるとしか。
やった!一流校合格したよ!と喜んでも実に阿呆らしいことだと思います。
かつてのマンモス大学ですら普通にいらっしゃいました。
900人から合格はするのですが半数は補欠合格という状況とか御座いました。
補欠合格とかで明らかにギリで受かったんだろうなという感じの御仁も目の当たりにしております。
入学以降に順位を指摘するような無粋な真似は大概の学校はいたしません。
それでも進路振り分け?専攻の選択やゼミ入試で・・非常に悲しい事実が出てきます。なんで指摘しないのか疑問に思いますが。