医学部の難易度が極悪になっているのは女子増加だけでなく、これまでとは異なる受験者層が、医学部に流れてきていることが挙げられる。

他の大学の学部や専門学校に進んだ人、別の分野に就職をした人、すでにビジネスや教育といった分野で活躍しているサラリーマン、看護士、薬剤師、弁護士、予備校講師、フリーター、税理士、芸能人、専業主婦などなど
様々な職業を経験した「大人の受験生」(再受験生と呼ばれる)も増えている。

原因はリーマンショック以降、誰でも知ってる大企業勤務者でもリストラで喰えなくなるリスクが出てきたため医師免許という肩書きの魅力が大きく上がったのが原因だろう

再受験生や多浪生など大人の受験生に寛容と言われる大学の医学部(例:滋賀医科大学・島根大学)には、
10%を超える再受験生が入学し、「再受験コミュニティ」なるものができている大学もあるという。