東大は関東出身者が2019年入試で58%とローカル化。
一橋、東工大に至っては関東出身者が70%超え。
つまり公立進学校でも、高校課程の学習を工夫すれば地元難関国立大学への進学実績が維持、向上できるチャンスがある。

国公立医学科は東京圏3800万人に対して国公立医学科4校、近畿圏2000万人に対して国公立医学科医学科8校。
さらに人口60万弱の鳥取や人口80万の徳島、人口100万人前後から多くて200万人の県にも国立医学科1校設置という人口動態や受験生人口を度外視したアンバランスがある。
首都圏の国公立医学科受験生や、地元に一般入試で入れる国公立医学科がひとつもない埼玉は、スタート時点で不利。
大都市圏で人口に見合わずに国公立医学科定員のキャパシティーが少ない都府県では地元国公立医学科への入学者数が稼げず、
人口が少子高齢化でさらに減少し医療需要自体が減る(=必要医師数が減る)県にある国立医学科に進学し、卒業後は首都圏、大都市圏に戻る状況が続いている。