広島は、公立落ちの私立高校が弱すぎる。
崇徳や安田、城北が主な上位公立落ちの行き先になるが
基町や舟入とはえらい違いで、なら公立のレベルを一つ下げるべきか。
基町諦め国泰寺か、基町に突っ込み落ちて私立に行くか。
悩む人は多いはずだ。

参考までに福岡に東福岡高校なる学校がある。自彊館なる中学も持っている。
スポーツでは超有名な学校だから名前くらいは聞いたことはあるだろう。
東福岡から、この春は九州大学に26名合格している。
内訳は、中高一貫生が3名、高入生が23名。
この23名は、おそらく東福岡を第一希望で来たのではなく
偏差値70超えの難関公立高校(修猷館、筑紫丘、福岡)に落ちて入っている。

福岡では九大を出ていても出身高校(名門公立とそれ以外)による
厳然たる区別(差別?)があるらしいが、それでも、公立に落ちても私立でがんばれば
上位国立大学に行けるのは、モチベーションの面からありがたい。
「残念ながら公立高校には落ちたが、この高校で3年がんばれば九大に行ける。」
と言える学校があるかないかは大きな違いだ。
広島だと、上位公立に落ちたら、広大もまず無理だなと思うから。

高校から入れる学校が、広島は貧弱すぎるよ。
基町や舟入にしても、単に公立中の上位層が集まっているだけで
学校のしての文化や伝統にかけている。単なる進学を目的とした予備校だ。
転勤族はみなそう思っている。



そこから昨年度は九州大学に26名合格