馬鹿親に中学受験で潰される子供達。
子供が苦しい時に、もっと頑張れと励ます馬鹿母。

●10代のうつ「かろうじて◯◯を乗り越えた子」は危うい?
https://dot.asahi.com/amp/aera/2015070800094.html

私が危ういと感じるのは、かろうじて受験を乗り越え合格した子たち。レベルの高い中高一貫校に合格した中1の男の子は、入学後に宿題ひとつできなくなって受診してきました。
聞けば、すでに小6のときに憂鬱な気分が始まっていたとのこと。母親に心配をかけないよう、苦しい状態に陥っていても、言いだせなかったそうです。
母親はうつ病だなんて思っていないから、本人が自信を取り戻すように、「もっと勉強しなさい」と励ましていました。

私は、中学受験が悪いとは思っていません。
ただ、親や周囲の大人は、「頑張れば成績が上がる」「上がらなかったら、あなたのせい」としか子どもが受け取れないような、狭い価値観を押しつけてしまいがちです。
一つの価値観の枠の中に入れ込んでしまうと、やはり子どもは苦しい。