ウルスラは2000年代はじめから学校改革を進めた結果として、今のポジションがある。
いきなり結果が出たわけではなくて、15年くらい時間がかかっている。

その過程を見ると、宮城の私立高校にある、
  ナンバーのおこぼれを狙った進学実績、
  公立を落ちた受験生の受け皿
  男女別学
という価値観をいち早く捨てて、
  首都圏的な小中、中高一貫教育
  進学コースと職業コースの選別
  共学化
を導入して他の私立との差別化を図った。結果的に特徴を出すことに成功して、
少子化対策にもなっている。211のような批判もあるが、結果は大いに
評価されていい。

一般論として、私立には指導要領のきつい縛りがないから、
入学選別に際して大学入試に直結した能力を測る入試問題を出すことが
可能だし、そのような生徒に合わせた先取り学習も可能だ。
 東北一円にはそういう首都圏型の中高一貫教育がないから、たとえば福島山形
宮城の3県からウルスラに優秀な生徒を集める戦略をとれば、東大合格30名
くらいの実績をだすことも可能なはず。
 ナンバーの必死な様相を見たいので、ぜひともウルスラには頑張って
もらいたい。