限られた数の、都立中高一貫校や進学指導重点校だけが栄えても、他の都立高校が衰退するのでは、公教育の使命を果たしているとは言えません。
効率重視で、まるで、私立校を経営するような感覚で、公教育を捉える昨今の東京都の教育行政に、嫌なものを感じます。
かつての栄光(伝統)を看板として、見果てぬ夢を見るより、現実を直視し、都立高校の果たすべき役割を良く議論してから、制度の改革に着手して欲しいものです。