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大阪府立学校の入学願書にある性別欄が、2019年春の入学試験分からなくなることが、府への取材でわかった。
府は、性的少数者への配慮に加え、性別が入試に必要な情報ではないと判断したという。

 入学願書には、受験者が氏名や生年月日、出身学校などを書き込む。今年春にあった入試までは性別を記入する欄があったが、来春から廃止する。
性別を書くことに抵抗がある生徒に配慮したという。対象は、府立高校の一般選抜や特別選抜、支援学校の入試で使われる願書。

 願書とともに提出する調査書の性別欄は残す。調査書は教員が記入するもので、調査書の元となる指導要録に、
文部科学省の取り決めで性別欄があるためとしている。

 府によると、15年ごろの府の調査では、入学願書から性別欄を廃止した都道府県はなかったという。

 府は01年に打ち出した府人権施策推進基本方針に基づき、今年6月、各部局に対し、府民の申請書や届け出書などの性別欄について
廃止を検討するよう求める通知を出していた。(渡辺元史)

2018年10月18日19時33分
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASLBL5FJ7LBLPTIL01B.html

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