門戸は平等に開かれている
について反論しておきますね

すべての人をすべての点について機械的に平等に取り扱う必要がある
という考えを絶対的平等説と言います

一方、人の属性の差異に応じて法的取り扱いを異にするのが平等である
という考えを相対的平等説と言います

憲法解釈では健常者と障碍者、大人と子供を機械的に取り扱ったのでは、
その結果は強者の自由、弱肉強食の世界になってしまうため、
相対的平等説が憲法上の通説になっています

ここから考えるに、門戸は平等に開かれているというのは
富裕層と貧困層の階層格差や性別や地域格差などを無視したいわゆる悪平等ですよね
だから東大入試は平等ではないですよ
公正ではあると思いますが

私は、推薦と同時にアファーマティブアクションによって、
・貧困家庭枠
・女性枠
・障碍者枠
をそれぞれ設けるべきだと思っています
貧困枠150 女性枠100 障碍者枠50
程度でいいでしょう
その上で現行の推薦入試枠を2021年入試から600名に増やします

というのも2021年入試から全国立大学は推薦AO比率3割を目標に掲げているからです
東大が先陣を切ってやるべきでしょう