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病院で行う複数の検査の画像などを人工知能で解析して異常が疑われる部分を見つけ出すことができる技術を東京大学に関係するベンチャー企業が開発しました。
人工知能を使った画像データの解析技術は多くの会社や研究機関が開発を行っていますが、1種類の画像を解析するものがほとんどです。

東京大学が関係するベンチャー企業は、CTやMRIのほか、X線や病気の組織の顕微鏡画像など10種類の画像などを人工知能で解析する技術を開発しました。
このため患者それぞれの複数の画像を解析することができ、将来的には特に病気の原因がわからない患者が多くの検査を受けた際に、迅速に診断することに役立つということです。

会社は、画像データの種類ごとに臨床研究を行い、順次、医療機器としての申請を行う方針で、数年以内の実用化を目指したいとしています。