ヘックマンの著書持ってるけど、幼少期に遊びや習い事を排して勉強の先取りやブーストをすることを推奨なんて内容じゃないよ

幼稚園にも通えないような貧困層を行政の特別プログラムで週に数回通わせてあげたら、すぐ飛躍的にIQが向上したけれど、8、9歳過ぎたらそのプログラムを受けられなかった子供たちとIQは大して変わらなくなった

しかし、幼稚園で教育を受けられた子供たちはそうでない子供たちと比べて目標に向けて頑張る力、協調性、感情コントロールの力などが身につき、成人後はより良い環境で幸せに暮らしている人が多いという内容

『学力の経済学』はその焼き直しだし、ヘックマンが言う教育投資はブーストのことでは全くなく、それも認知能力面(読み書き計算)では9歳までしか寄与しないと書かれている