その天理スポーツの原点は二代真柱である中山正善(現在の真柱の祖父)に始まる。
二代真柱までの天理は宗教団体の役割は主に神事と布教であった。
しかし東大宗教学科で学んだ正善は、教義、学術、文化の点で天理の社会的役割を
グッと押し上げた。
教義では天理教の教典を編纂し、
学術では国宝級の書籍や世界的な文化財産を天理大学図書館や天理参考館にまとめた。
また正善自身もスポーツを愛し、スポーツや健康への理解と投資を惜しまなかった。
それらは彼のインテリジェンスとともに人脈の広さを物語るものである。