話は逸れるが、私の友人に禅宗の友人がいる。
そこでは、決まった日に決まった時間に必ずお墓に行かなくてはいけないそうである。
しかも何度もお墓に行かなくてはいけないらしい。
だから、禅宗にとってお盆休みというのは、休みではなくお盆という一大イベントなのである。
私はその話を聞いて「禅宗じゃなくてよかった」と思ったが、
私も含め日本人全体として宗教行事を軽く考える傾向にあることは決していいとは思わない。
宗教行事が持つ意味は社会、文化、個人において重要な役割であることは忘れてはいけない。