反対に天理教から離れることができない若き信仰者たちは、天理教本部や大教会に、
ことあるごとに大号令で集められ講習や行事に参加させられている。
そして、いつの間にか社会から遊離した天理教用語と、
人を追い詰める独特の言い回しを学ぶ。
先日も天理教の若者と話をしたが、
彼は「今後、天理教の教えを正しく理解する人はより少なくなる」と、
大真面目にあたかも自分が正しく理解しているかのような偉そうな口ぶりであった。
神や信仰とは生涯を通して問い続ける謙虚なものではないのか。
天理教では違うらしい。
「あなたがすでに天理教を正しく理解していると考えているなら、
誰も人は付いてこないよ」と伝えたが、ピンときていないようだった。
天理教から分離、独立する団体が多い理由がどこにあるか全く理解していないのかな。
きっと彼は天理教教団から分離、独立する団体は、異端で悪で、
天理教を正しく理解していない団体と思い込んでいるのだろう。
カルト思想に近い。
天理教の後継者育成は思想面でも間違っているんだと私は確信した。