もう一つは、書店で手にとった雑誌「文藝春秋SPECIAL」の後半に
「がんと向き合う宗教病院」という記事があった。
その中に天理教の「天理よろづ相談所病院」(通称憩の家)が1ページに渡って
扱われていた。
そこでは病院の医師230人のうち天理教信者の医師は20人程度であり、
開院当初から京都大学と密接な繋がりがあり、
天理教信者の受診率は全患者の1割程度、
手術を控えた患者の8割が天理教教師からの「おさづけ」(祈り)を受け、
元々は結核?の療養病院であったが、
高円宮?から「なんで天理教はしっかりした病院を持たないのだ?」という
言葉を受けて二代真柱が設立したこと、
過去にキリスト教信者が院長をしたこともあるという事実は興味深い。
雑誌では天理教以外にも関連病院を持つ宗教病院が扱われていた。
どれも宗教的祈りが強調されていたが、ほとんどがホスピス病棟のことである。
天理教ではこれからホスピス病棟を新設するようだ。
http://www.bunshun.co.jp/mag/special/