一読してみると、「従軍慰安婦」は「ある」という前提から議論されており、
私も微妙な反応しかできなかった。
自分に都合のよい情報しか集めない確証バイアスが多いと感じ、
なかなか「はい、そうですか」と論理的に言える論文ではない。
この論文を読む限り、国連人権委員会での天理教の主張というのは誤りで、
研究者個人の主張である可能性が強いと感じる。
彼は従軍慰安婦を研究テーマにした研究者であり、
何か個人的に強い思い入れがあるのだろう。
私は、本件を天理教の政策ではなく、研究者個人の活動だったとしか思えない。