>>24
余所者が釘を刺すようで悪いけど、
山口県宇部市の過疎地の学校は、児童・生徒の受け入れに熱心なのは認める。
ただ、特認校制度の利用は、場合によっては大きく失敗する可能性がある。

この特認校制度で指定される地域は、歴史的に有力武家・一族が輩出されたり、
移転してきたりした地域が不思議と多い、全国的にね。特に、愛知県などの中部地方は。
特認校制度という役所のお墨付きの得られる地域は、要するに過疎地であっても
元々社会的バックボーンがしっかりした地域であって、教育意識が高いところが多いのだよ。
あと、子どもそのものの学力その他の能力が非常に高い。
この要因はDNAによるものか環境によるものかいろいろ説はありそうだけど。

だから、居住地の学区が馴染めそうにないから、田舎の特認校に移るという甘い考えは、
むしろ失敗する可能性をはらんでいる。
ただ、工業地域の学区にありがちな、妬まれやすい類の優等生タイプや小金持ちの子は
積極的にこの制度を利用するのがよいかもしれない。