7月の参院選愛媛選挙区に自民党公認で立候補し落選した、らくさぶろう氏(54)=本名・冨永幸伸=
は4日、政治活動から引退する意向を明らかにした。同日開かれた自民党愛媛県連の合同議員総会
(非公開)に出席し、その後、報道陣の取材に「(総会で)政治活動にピリオドを打つことを報告した」
と述べた。らくさぶろう氏は「次の機会をという声もあったが、自分の生き方も考えた」
と政治活動から一切身を引くとし、「愛媛を愛する気持ちは変わらない。今まで通りいくかは分かりませんが、
みなさんに笑顔が届けられるような生き方がしたい」とタレント業に復帰する考えを述べた。
既に選挙後から司会業やイベントの出演依頼がきているという。決断は「1週間前」にしたという。
決断の理由を問われると「答えにくい質問ではありますけど」と沈黙し、明確な理由は語らなかったが、
政治について「(応援や投票してくれた人たちに)本当にご迷惑をおかけし無念の気持ちはあるが、
自分なりにけじめをつけて政治に思い残すことはございません」と述べた。