発達障害自体よりも、彼の場合は二次的なものによる弊害が大きい。
すなわち、発達障害により周囲とのコミュニケーションに支障があり、幼少時から人間関係において
辛辣な扱いを受け続けてきた結果、人を嫌い社会を恨むようになり、また数少ない取り柄である
机上のお勉強による成功に過剰にしがみつくことによって
社会適応に必要な諸能力を全く高めることができず大人になって社会に放り出されてしまった。

そのような人間が社会の荒波を受けて頓挫したときにどういう受け取り方をし、どういう行動に出るか・・?
彼がこれまでやらかしてきたことはすべて、起こるべくして起こったものなのです。