底辺の学校をどれだけ改革しても短期間では底辺からは抜け出せない。
どれだけ教育産業がごり押ししようが最終的に学校を選ぶのは生徒であり、保護者なんだから。

1990年代末の高校受験は京都教育大附属と洛南 の天下。そこに受かるのになんの実績もない堀川を選ぶことはない。自分が受験生やその保護者のみに置き換えればわかるだろう。

学校改革という言葉で、洛南や京都教育大附属にギリギリ受からないレベルの受験生が大量に堀川に入学したこと、
そして、卒業する頃には自分達が受験しなかった(受験できなかった)高校の入学者と同等かそれ以上の大学に進学する人がたくさんでたということが堀川の奇跡。

当時を知る者から言わせれば、堀川探究初期は洛南上位クラスや京都教育大附属合格レベルの優秀な受験生は堀川には集まらなかった。