★福岡の予備校生殺害で初公判 元少年側は無罪主張
2017/10/12 11:30

福岡市西区で昨年2月、同じ予備校に通っていた北川ひかるさん(当時19)を殺害したとして、
殺人と銃刀法違反罪で起訴された元少年(21)の裁判員裁判の初公判が12日、福岡地裁(平塚浩司裁判長)であった。
元少年は罪状認否で「間違いありません」と述べたが、弁護側は「犯行時は心神喪失状態で刑事上の罪を問えない」と無罪を主張した。

公判では刑事責任能力の有無や程度が争点。検察側は起訴前の鑑定結果から責任能力に問題はないと主張する方針。公判では鑑定人の証人尋問も予定されている。

捜査関係者などによると、元少年は2015年4月に予備校に通い始め、北川さんと同じクラスに在籍。
同年夏に交際を申し込んだが断られ、恨みを募らせて犯行に及んだ可能性が高いという。

元少年は逮捕後の調べに容疑を認めたが、事件前後の行動に不審な点があったため、
福岡地検が起訴前に約4カ月間の精神鑑定を実施していた。

起訴状によると、19歳だった元少年は昨年2月27日夜、福岡市西区の路上で北川さんの顔や首などをナイフ2本で多数回突き刺した上、おので頭を殴って殺害したとしている。

被害者は現役合格した九大蹴って一浪。亡くなったあと阪大の合格通知が届いた…

☆被害者:北川ひかる 熊本高校、駿台
☆加害者:甲斐敬英  熊本北高、駿台