”国民的”グループは、存在していて当たり前のものという感覚が強かったかもしれないが、そうではなかった。
ソロでなく、5人が集まれば当然5つの個性、考え方が生まれ、ぶつかり、融合し、またぶつかって…を繰り返す。
そこには、彼らに常に寄り添って5つの個性をひとつにまとめていたキーマンがいた。マネージャーだ。
長年苦楽を共にしてきたマネージャーが離れた事も大きいだろう。
でも、それでも変わらず続けていくグループやバンドももちろん存在するが、5人の強い個性はそれを許さなかった。
ファンへの想いが一番大きかったのは間違いないが、キャリアを積んできたプライドもあったはずだ。
これからはそれぞれの個性を生かして、それぞれのフィールドで活躍し、またファンを楽しませて欲しい。
そしてSMAPという集合体を愛した多くのファンのためにも、たまには5人が集まり、楽しく話をしているところ、歌っているところを見せて欲しい。