勉強熱心で、常に学び続けた。高校卒業後は労働省(現在の厚生労働省)の岐阜労働基準監督署に就職したが、夜は岐阜工業短大で学んだ。
その間に国家公務員上級試験に合格し、東京の本省に転勤。法律を学ぶため夜は明治大法学部に通ったが、28歳の時に司法試験に合格。
岐阜に戻って弁護士になった。

 基金は「廣瀬英雄奨学金基金」の名で、 廣瀬さんが1億円を拠出して設立。来年度から支給を始める。成績が優秀だが、経済的な理由で大学進学が困難な生徒が対象。
毎年度、同市周辺の県立高校から5校を廣瀬さんが選び、各校1人、大学進学を希望する3年生を推薦してもらう。 

 廣瀬さんは「貧富の格差が広がっている現状をなんとかしたい。若者に夢を持ち続けてもらいたい。
こうした行動を起こすことで、弁護士仲間も続いてもらえたら」と願いを込めた。

カテゴリ: 教育