それなのになぜ、教師は横田さんをサポートをしなかったのだろうか。
むしろ足を引っ張って。。。
横田さんが三年の時、在校生同士の交流を図るために、
校内にホームページを知らせるPRを掲示しようとしたところ、教師からストップがかかったという。
他の生徒の受験の邪魔になるからだめだという理由だ。
つまり、横田さんの活動に刺激されてホームページの作成にのめり込み、受験に差し支えるとまずいらしい。
 
しかし、そうだろうか。
今の時代、同じことをしていて評価される時代ではない。大量生産の時代ではない。
富山発展の礎ともなった第二次産業が育つためには、実直で勤勉な人材が必要だった。
その良さを継承しつつも、今必要なのは、創造的で付加価値の高い産業である。
そのためには、新しいことに意欲的に取り組む人材を育てていく必要があるのではないだろうか。
富山県が新しい”教育王国”となるためには、横田さんのような人材こそが必要なのではないだろうか。
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横田さんは今春卒業され東京の大学に進学されているが、
現在でも「富校の杜」掲示板という形で、現役の富校生と異学年交流をしている。
気軽に何でも話せる先輩として、よきアドバイザーになっているようだ。
横田さんは、富山の貴重な人材だと思う。こういう生徒を邪険にする富山の教育って、何かおかしいと思う。