私は今の日本が「とんでもないダメな国」に思えて仕方が無い。
またこうした問題のある家庭は非常に「ダメ」な家庭なんだと
レッテルを貼られているように思う。
と同時に、天理教を信仰する家庭はこうした問題が全くない家庭ばかりなんだと
皮肉まじりに思う。
確かに女性や子どもの権利が向上した結果、
家庭が抱える問題も彼らが経験した昔とは比べ物にならないくらい
複雑になっているだろう。
しかし不登校の子どもや離婚を経験したからといって
「夫婦・親子の絆の弱まり、家庭の崩壊は切実な状況」と言うのはどうかと思う。
私は子どもが不登校のシングルマザーを目の前にして
「あなたの家庭は崩壊したのですね」なんてとても言えない。
こうした混乱はそもそも
「現代の家庭像」を天理教が構築していないために起こるのである。