私は真柱の話は基本的に批判しない。なぜなら批判できないからである。
抽象的であり、「まぁそうだわな」としか言えないものである。
そして組織のトップというのはそういった漠然としたものでいいと思う。
大切なのは方向性である。
トップが方向性を示し、専門家である実行部隊が具体的に行動に移すのである。
規模が大きい組織であればあるほど、その色彩は強くなるだろう。
分かりやすくいうと、一国の大統領や首相は大風呂敷を広げ
「国の方向性」を言えばいい(夢みていい)。
現実可能か不可能かの”ある程度”の現実検討能力は必要だが、
いちいちと小さいことを考えるべきではない。なぜなら考えられないからである。
現在の民主党政権ではそういった”古いタイプ”の政治家がいない。
ただの専門家集団である。