>>410
宮崎岳志は2016年の安保法の衆院採決の際に辻元清美、大串博志、泉健太らとプラカードを掲げて抗議した。
こういった行動をとれば、多くの有権者は彼は護憲派、リベラル派と思うだろう。
それが憲法改正や行政・政治改革などを政策に掲げる右派政党である日本維新の会の公認を受けるとは、票欲しさの日和見としか言いようがない。

今回、公示ギリギリまで保守分裂が注目されていた。
中曽根康隆、尾身朝子の群馬一区での公認を得られなかった方が、無所属で出るのではないかという見方が強かった。
ところが尾身が比例区に回ることにより、自民党の候補は中曽根に一本化された。
一方の野党は統一候補を立てるどころか、立憲の公認候補自体が決まらず、
齋藤敦子は党本部の公認を得られず群馬支部の推薦候補となり、宮崎にいたっては日本維新の会の公認候補となってしまった。
もちろん共産党も共闘などできるはずもなく、党公認として店橋世津子を立てるしかなかった。
群馬一区の選挙は「野党分裂選挙」だ。
この前橋の地で当選するのは、高高OBの中曽根康弘の孫になるのは確実だろう。

むしろ興味深いのは、野党3候補の次点争い(あるいは最下位争い)である。